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通りすがりさんから、「戦前とは違って、現在の日蓮宗は一致派ではない」と御批判があったようですが、どうやら御自分で全文削除されたようですね。誤解があったようですが、長く当掲示板を御覧になっていらっしゃる方は既に御存知のように、「現在の日蓮宗は一致派ではない」とは、私shamonが度々申していることでもあります。ですから、下記投稿も”一致派は云々”とあっても、”日蓮宗は云々”とは言及していませんね。それと、前にも申し上げましたが、「通りすがり」というハンドルは、言に責任を持たないという感じがしますので、当掲示板では変えて頂けたらと思います。
昭和16年、戦時下の政府政策もあって他の勝劣派は法華宗として統合し、そして本門宗(北山本門寺)を加えて、顕本法華宗と旧日蓮宗は新日蓮宗として「三派合同」しました。そして昭和17年、本多日生師の高弟でもあった顕本法華宗管長・井村日咸は日蓮宗の立正大学学長に就任し、昭和19年には日蓮宗管長に就任します。ここで、新日蓮宗における本仏・本法・本僧の三宝は確定されたはずです。戦後、顕本法華宗の約半数の寺院は日什門流として新日蓮宗の為にと残留し、半数は宗風護持の為にと再独立します。ですから、現在の日蓮宗は「一致派」ではありません。本来ならば、統一会派であるべきものです。
しかしながら、現在の一般の日蓮宗僧侶に本迹に関して聞けば、ほぼ間違いなく「我々日蓮宗の教義は、一往勝劣再往一致だ」と答えることでしょうね(笑)。そして、霊断師の問題然り、鬼子母神の霊力を扱う祈祷師然り、稲荷信仰に七面様・大黒天の雑乱然り、宇宙神や凡夫本仏などの中古天台思想への逆戻り然り、喧しく言っていなければ、どんどん元の木阿弥に戻るのが教義的には統率の取れていない、何でも有りの日蓮宗です。そして、勢力拡大に成功して立正大学も有する最大の日蓮宗の影響は、他の日蓮門流にも大きく影響を及ぼしています。教学も歴史も真摯に学んでいないような方は、ただ単に顕本法華宗に対して日蓮宗としての対抗意識も持つことでしょう。
「ウェブサイトには超党派を謳っているはずであるのに残念」との内容がありましたが、超党派というのは、信仰云々は別にして仲良く「与同」しましょうと言うことではありませんね。「超党派」には、信仰の根幹である大事な部分を統一し互いに共有して、釈尊に還り、日蓮に還り、日蓮門下全体、そして社会全体に働きかけていきましょうという「維新の志士」の気概が込められています。何でも有りではないのですね。
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