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dalistさんへ

 投稿者:管理人abe  投稿日:2012年12月11日(火)23時29分3秒
  久しぶりでした。管理人のabeです。ご回答が遅くなりました。

「大胆な試み」の制作年に関する考察についてカキコしていただきありがとうございました。参考になります。

 私はダリの作品にはあまり匂いを感じないとの印象を持っています。茹でた隠元豆であっても焼いたベーコンであってもです。乾燥したアンプルダンの風土が作品のベースになっているからでしょうか。
 だからこそ、味覚についてはこだわりがあり「美とは食べられるもの」という発言を生み出したと思います。硬さと柔らかさへの執着から考えて舌触りや歯応えが重要な味覚要素であったと思います。
 
 

お久しぶりです

 投稿者:dalist  投稿日:2012年12月 3日(月)14時07分33秒
  11/29、ようやく諸橋近代美術館の『ダリとファッション』展に行ってきました。 7月に始まった時から、早く見たいとは思っていたのですが、最近は泊り掛けどころか、日中通しての外出すら困難になっているので、どうしても後回しにせざるを得ず、この日を逃したらもう後がないところまで来てしまったので、無理して出かけたのでした。 でも、やはり行ってよかったです。 それで、久しぶりにその感想報告等を(ただし、なかなか書くヒマもないので、かなりかかるかも)。


ダリのいわゆる商業美術関係の作品は、映画等一部のジャンルを除くと、まとめて詳しく紹介されることが少ないので、このような企画はすごく有難いものといえます。 展示内容も、十分楽しめるものでした。
展示は4コーナーに分かれています。

最初のコーナーは、収蔵のコラージュ作品『大胆な試み』(『全画集』未収録?)を、香りをテーマに読み解くというもので、この解説はなかなか詳しく、見ごたえがありました。
この作品は、新収蔵作として初公開された時から、私は制作年に大きな疑問を感じていました。 展示では'64年と表示されているのですが(確かに作品には「1964」と直筆されているので、それは間違いないのでしょうが)、『VOGUE』誌のために制作されたもの(?)であるにもかかわらず、同誌への掲載が'71年末で、期間が空きすぎているからです。 それでその時すぐに、学芸員の方に聞いてみたのですが、その人も制作年には疑問を感じておられるようでした(オフレコだったらごめんなさい!)。 私も自分なりに、期間が空いた理由を考えてみたのですが、
①本当は'64年に掲載されるはずだったのが、事情でボツになり、7年後に日の目を見た
とか、
②'71年のは再掲載で、実は制作当時にすでに掲載済みだった
等、月並みな理由しか考え付きませんでした。
ところが今回の解説パネルによると、コラージュに使われている写真の香水が発売されたのは'70年と'71年だそうで、そうだとすると'64年の作品ではありえない('71年でしかありえない)ことになってしまいます。 それでは作品に記された年号は何か? となりますが、パネルの解説者は、やはりコラージュに使われている、胸に目がプリントされた(?)衣装を着た女性の写真に注目し、この衣装が発表されたのが'65年なので、それを記したのではないか? という解釈を示しています。 発表が'65年でも、考案や制作は1年前だったということでしょうが、これはかなり苦しい解釈で、私は納得しかねます。 むしろ、'64年に制作した未発表作品に'71年に手を加えて発表した、と考えた方がまだマシな感じがしますが、でもそんなことってあるかしら?
いずれにしても今回の展示で、疑問は解消するどころか、ますます深まってしまったのでした。


今回はここまでにさせていただきます。 そいぢゃ。


 

mocoさんへ

 投稿者:管理人abe  投稿日:2012年 7月 1日(日)11時21分44秒
  はじめまして、管理人のabeです。
ダリに関心のある方を歓迎いたします。

さて、御質問の件ですが、出典はダリ全画集です。
このHPの図書室の書籍218、219、429です。
実際には書籍429の日本語版もあるのですが、まだUPしていなかったことに今気づきました。 未UPの書籍がかなりあるのですが収拾が着いていない状態です。

また何かありましたら来てください。
 

(無題)

 投稿者:moco  投稿日:2012年 6月30日(土)20時31分24秒
  初めまして、
ダリの後期作品に関して勉強している者です。

「サン・ファン・デ・ラ・クルス」の背景の岸辺にいる
3人の人物に関してや、着想源である素描など、
abeさんのHPで初めて知り、資料で見たことがなかったので
出典がございましたら教えて頂きたく書き込みました。
よろしくお願いします><
 

(無題)

 投稿者:May  投稿日:2012年 1月 5日(木)15時08分20秒
  ダリも「毎朝目覚めたときに自分がダリであることに喜びを感じる。」と答えを出してくれていましたね!

ダリの絵の美しさと説得力にばかり気を取られて、創造の本質を(答えを教えてくれているのに)文字道り見失っていまい、回り道をしてしまいました。

今回はお忙しい中、沢山のアイデアを教えてくださって本当に有難うございました!
 

Mayさんへ

 投稿者:管理人abe  投稿日:2012年 1月 2日(月)23時53分4秒
   管理人のabeです。

 クラスのエッセイの報告をしていただきありがとうございました。
 最高評価のAを獲得出来たのはよかったですね。
 自分の世界を証明出来るようになり、毎日目覚めたとき自分自身がMayであることを至上の喜びと感じるようになればダリと同じですね。

 今年も宜しくお願いします。
 

ダリ・エッセイの結果報告

 投稿者:May  投稿日:2012年 1月 1日(日)16時10分35秒
  明けましておめでとうございます。

期末試験も終了し、クラスの(エッセイ)の評価が通知されましたので、ご連絡いたします。

今回のエッセイは他の論文やリサーチを引用しなければいけないルールだったので、ダリミュージアムのThe Persistence of Memoryに関する教育者向けのガイドライン:thedali.org/education/documents/clocking_in.pdf を使いました。阿部様のアイデアと沿う部分も多く、とても分かりやすく書かれていて参考になりました。

今回、他のクラスのエッセイや期末テストの準備に予想以上に時間を取られてしまい、そのしわ寄せでダリのエッセイもエッセイというよりも作文のようになってしまって個人的には不完全燃焼なのですが、クラスの評価としては最高評価の「A」を貰うことが出来ました。

このリサーチと論文を書く経緯で得た物として、エッセイの最後は、「わたしはダリのようになりたいと思っていたが、今は誰にもなりたくはない。今、わたしはダリのように自分の世界を証明できるようになりたい。」と締めくくりました。
 

『記憶の固執』に関して

 投稿者:dalist  投稿日:2011年10月19日(水)16時33分34秒
  abeさまがご指摘のように、この絵については多くの本で、ガラが映画を見に行っていた2時間くらいの間に描かれた、と説明されています。 真贋はともかくとして、そう聞くとどうしても、この絵全体がその時間で描かれたと受け取ってしまいがちですが(私もそう思ってました)、実際にはそうではなく、前もって背景のみが描かれていたものに、時計等を描き加えたのがその時間らしいですよね。 だとすると私なんかは、どれが前もって描かれていたもので、どれが後から描き加えられたものか? が知りたくなってしまうのです。 それを知ることはもうできないかもしれませんが、描かれているモチーフごとに、どちらなのかを推測してみるのも、おもしろそうな気がします。 最近のCGソフトを使えば、その推測を元に、後から描かれたものを消去して、背景だけの状態を再現することもできるかもしれません。 Mayさまが指摘しておられる“背景のランドエスケープと時計の質感のギャップ”も、その辺に起因するのではないでしょうか。 当時のダリは、背景だけの絵を何枚か描きためていたそうなので、同じような描き方をした作品が他にもあるのかも、知りたいですね。
蛇足になりますが、私自身はこの絵を初めて見た時には、百科事典の小さな図版だったこともあるのかもしれませんが、何の興味も感じませんでした。 描かれているのは奇抜なものだし、ダリの代表作でもあるということで、その後は意識して見ましたが、それで興味が湧いてきたというのも、単なる思い込みであって、実際には今でも興味はないのかもしれません。 だからというわけではないのですが、時計よりも背景の岩のほうが印象的というabeさまのお話には、すごく共感できました。
 

お忙しい中、ありがとうございました!

 投稿者:Mayメール  投稿日:2011年10月 6日(木)09時56分57秒
  あべさま

大変参考になりました。特にランドスケープに関しては、ポートレイトや時計よりも興味を持って居る人が少なそうなので、面白そうです。今回のエッセイのルールは「他の論文、研究をMLA(モダンランゲージアソシエーション)のフォーマットで証明していかなくてはいけないので、今から教えていただきましたアイデアに結びつくような物があるかリサーチしていきます。

終了後にご報告いたします、ありがとうございました。

 

Mayさんへ

 投稿者:管理人abe  投稿日:2011年10月 5日(水)23時04分59秒
  Mayさんこんばんは。毎日細切れのカキコになってしまい申し訳ないですね。
昨夜などは、眠くて意識朦朧でのカキコだったので文章も少しおかしいですね。
今夜はまだ22時なので眠くなる前にカキコを終えられそうです。
では、昨夜の続きです。

⑦大きさ
 この絵は24.1cm*33.0cmの大きさです。上野の森でのMoMa展で展示された際に人だかりでなかなか真近に観ることが出来ない時に「へ~こんなに小さかったんだ」との感想を何度も聞きました。私は予め大きさを承知して観に行ったのですが、それでも小さく感じました。
 このように印象として感じている大きさよりも実際は小さい場合があります。「セックスアッピールの亡霊」はその極端な例だと思います。画集などでは大部分の作品が実寸よりも小さく印刷されていますが、これらの作品は大きく拡大されて掲載されている場合があります。
 Mayさんは画家が絵を描く時にどの大きさに描くかを決めるその過程を考えたことはありますか? 3m~4mの大きさの絵の場合は何らかの集大成として「大作を制作するぞ」との意気込みがあるはずですよね。逆にF0号のような小さな作品の場合はどちらかというと試作品を作るような気持ちがあると思います。また、単に完成後にどこに飾るかを考えて大きさを決める場合もあると思います。
 ダリが「記憶の固執」を描き始めた時の考えと、完成した結果のギャップがそのまま絵の大きさとして表れたと仮定できませんか?

⑧ガラ
 ガラはダリが絵を描いている時にしばしば本を読んで聞かせていましたが、この「記憶の固執」が完成する時には一緒にいませんでした。
 大部分の解説では、カマンベールチーズを夕飯に食べた後にガラは友人と映画へ出かけて留守の時に、ひとり残ったダリがカマンベールチーズのスーパーソフトとの着想で柔らかい時計が描き加えられ完成したと説明されています。
 しかいながら2008年10月に発行された「贋作王ダリ」では、ダリが制作中の午前5時頃にガラが眠りに行き午前7時に起きた時は大自慰者の顔と柔らかい時計が描き加えられて完成していたと記述されています。
 この「贋作王ダリ」は一種の暴露本でして、どこまで信じられるか判断しかねるところがあります。しかしながら、それだからこそこんなエピソードを捏造する必要がないのです。 解説を書く人はどこかで資料収集して解説を仕上げるのでしょうから、一度出回った説が多くの画集等に書かれているから真実で少数の本にしか書かれていないから間違いであるとは言い難い気がするのです。特にこの「贋作王ダリ」は最新の本なんですよね。
 さて、Mayさんはこの着想をどう考えますか。


リサーチに発展できそうなアイディアを羅列してみましたので参考になれば幸いです。また、ここは掲示板ですので他のアイディアなどお持ちの方がいれば是非カキコ願います。




 

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