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>京阪CEOが中之島から西九条以遠に延伸する意欲を再表明されました。5〜6年以内に国、自治体を巻き込んで最適な延伸案を策定するとの事です。
高齢化社会に入って、今後は利用客の増加は見込めないと想定するのが普通でしょう。輸送力増強計画なんて有り得ないのです。そこへ新線の建設、従ってこれは過当競争の創出以外のなにものでもありません。単なる利用客の奪いあいです。
確かに新線ができて便利になられる方が出てきます。これら便利になられる方からの割り増し運賃で設備投資資金が回収できるなら、新線建設を実施すべきです。しかしそうでないなら、民間企業が手出しすべき事業ではありません。
利益を生まない事業に金融機関も融資はしないでしょう。もしどうしても京阪電鉄が事業をしたいというのなら、不要不急の資産売却なり、資本増強し自己資金で賄うべきでしょう。
国、行政も鉄道各社の過当競争を助長するようなことはしてはなりません。
近年大阪には富がなくなりました。象徴的なのは、大阪ドームです。京セラドームと呼ばれるようなりました。京セラといえば京都を代表する優良企業です。その資金を当てにしなければ、大阪ドームの所有すらできなくなったのです。
私が社会人になって以降、京都にはワコール、京セラ、村田製作所、日本電産、任天堂他の優良企業を排出しました。この間大阪にはどんな優良企業が生まれたというのでしょう。私には思いあたるのがありません。
司馬遼太郎の言葉を借りれば、京都は空論のない世界でリアリズムが頑固に通用する世界なんだそうです。
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