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近鉄奈良線と言えば、中2の昔を想い出します。奈良駅から路面電車よろしく道路を斜めに渡り、勾配を上ってすぐの場所に油阪駅があり、そこから次の西大寺駅までが長かったこと、西大寺から鶴橋までがノンストップだったこと、生駒トンネルが長かったこと……
数年前、あれはまだ「銀河」が健在だった頃か、難波から近鉄で奈良へ行ったこともあります。やがて阪神から直通で行けるのだなと思いながら……
直特登場以来、播州路を走る阪神車両はネットの写真でしばしば見ていますし、実際に阪神9000型で姫路へ、また新造当時の9300に姫路から乗り合わせるという仕合わせにも恵まれました。今春以来、阪神間で近鉄車両に乗車する機会が何度かありました。武庫川〜鳴尾間を走る近鉄車両を見ても、当然ながら、10年ほど前、久々に阪神間を訪れ、同じ辺りで何の先入観もなしに山陽車両を見たときのようなインパクトはありませんでしたが、大和路を新1000型で経験してみたい気がします。でも、自分が乗っていれば、皮肉にも感慨は薄く、写真で大和路を走る新1000型を見ている方が、インパクトは大きいのかもしれません。実際に経験すれば、何だ、こんなものかと思うのは、人間の常だと思います。
ところで今日のニュースで、山手線(無論、東京の、です)に、何かの記念で昔の吊り掛け時代のカラーを再現した編成が登場したとの内容を放映していました。ラッピング車両は最近流行のようですが、アレ、何だろう? 実車を見ていないので何とも言えませんが、色だけ再現しても、あの吊り掛け時代の電車の雰囲気は想起しようがないでしょう。テレビで見る限りは、阪急のマルーンのようにも見えました。ちょっと発想がアザとい気がしました。
しかし、阪神には、例えば新5001には、去年であったならば、いつぞやの「まにあっく阪神」にあったごとく、ジェットカー登場50周年ということで、「雨蛙カラー」を復活させてもよかったと思いますし、セミクロスの9300には、何かの機会に、3011カラーをやっては貰えぬかと漠然たる期待をしています。5000には、決して小型車カラーを期待しません、なぜなら、それは車両自体が全く異なっているにも拘わらず、山手線車両に、成功しているかどうかは見て見ないと判断できぬものの、「懐かしい」吊り掛け時代のイメージを無理矢理再現させようとする位の、あるいはそれ以上の(何しろ、「小型車」でしたから)無理があると思うからです。
1編成だけだそうですが、乗り合わせた人達はどんな感想を持つか、特に、「茶色い電車」を知っている世代は、この試みを是とするか否か……
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