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ダリとシャガール

 投稿者:名古屋ダリの会  投稿日:2008年 6月16日(月)10時13分31秒
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  お久しぶりです。最近は時折このカキコを拝見してはおりましたが、ご無沙汰です。
ここ一月も書き込みがなく少々寂しく感じていましたので、ささやかな話題ですが書かせていただきたいと思います。モディリアーニの展覧会が、名古屋で先日開催されました。内容はまあまあでしたが、どうも代表作が少ないと思っていたら、東京の国立新美術館でもモディリアーニ展が開催中でした。つまりバッティング企画だったようです。東京のほうは原始的表現(プリミティヴィスム)という新しい視点なのでちょっと面白く感じました。このような企画は2年前に岡崎市美術博物館で「エコール・ド・パリとプリミティヴィスム展」でモディリアーニについても紹介されていましたのでその焼き直しなのかなという感じもしました。それで岡崎の美術博物館を思い出して、今何をしてるかと思ったら「シャガール展」でした。近い距離なのでとりあえず行ってみました。行ってみて生涯の代表作など160点が並んでいて驚きました。初期に描かれた空を飛ぶ男女のあの有名な作品をはじめ(これが横2メートルもある大きな作品だとははじめて知りました)すごいのは「ユダヤ劇場」というシャガールが30代に描いた8メートルの壁画です。劇場内をすべてシャガールがカンヴァスで描き囲ったという部屋の内部が、実物作品7点で展示してありました。説明文によれば所蔵館以外では世界初の公開なのだそうです。よく借りてこられたものだと思いますが、まことに贅沢な空間で久々に展覧会で感動しました。まあ、ながながと書きましたが、ダリに関連して面白いとおもったのは、結構立派な図録が発行されていたのですが、そこに、ダリの研究者の村松氏による論文を見つけたことです。シャガール展の図録なのに、かなり本格的にシャガールとシュルレアリスムの関連、そしてダリとシャガールに関係にまで言及されていて、いままでの文献では見たことのない興味深い関係がわかりました。氏は、2年前の「プリミティヴィスム」のおりにもエコール・ド・パリとシュルレアリスムとの関連など、いろいろ先駆けて書かれていますが、今回のシャガールまでそれと関連付けるとは、パラノイアのような、かなりダリ的な人物ではないかと思ったのです。今回の大壁画の空間は、館員の方にきいたところ、なんでも二度と見られないとのことでした。近くに行かれるようならばお勧めです。ダリが生きた時代の空間を体験できたような充実した感じもしました。こんなすごい企画でもゆったり見られる美術館はほかにないでしょうね、かなりお得です。平日に行ったのでこの空間を独り占めにする数分間がありました。これを東京で開催したら入るだけで1時間待ちでしょう・・・地方だからこその利点もあります。長くなりました。では、ダリ関連の件、ご報告まで。
 
 
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