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『記憶の固執』に関して

 投稿者:dalist  投稿日:2011年10月19日(水)16時33分34秒
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  abeさまがご指摘のように、この絵については多くの本で、ガラが映画を見に行っていた2時間くらいの間に描かれた、と説明されています。 真贋はともかくとして、そう聞くとどうしても、この絵全体がその時間で描かれたと受け取ってしまいがちですが(私もそう思ってました)、実際にはそうではなく、前もって背景のみが描かれていたものに、時計等を描き加えたのがその時間らしいですよね。 だとすると私なんかは、どれが前もって描かれていたもので、どれが後から描き加えられたものか? が知りたくなってしまうのです。 それを知ることはもうできないかもしれませんが、描かれているモチーフごとに、どちらなのかを推測してみるのも、おもしろそうな気がします。 最近のCGソフトを使えば、その推測を元に、後から描かれたものを消去して、背景だけの状態を再現することもできるかもしれません。 Mayさまが指摘しておられる“背景のランドエスケープと時計の質感のギャップ”も、その辺に起因するのではないでしょうか。 当時のダリは、背景だけの絵を何枚か描きためていたそうなので、同じような描き方をした作品が他にもあるのかも、知りたいですね。
蛇足になりますが、私自身はこの絵を初めて見た時には、百科事典の小さな図版だったこともあるのかもしれませんが、何の興味も感じませんでした。 描かれているのは奇抜なものだし、ダリの代表作でもあるということで、その後は意識して見ましたが、それで興味が湧いてきたというのも、単なる思い込みであって、実際には今でも興味はないのかもしれません。 だからというわけではないのですが、時計よりも背景の岩のほうが印象的というabeさまのお話には、すごく共感できました。
 
 
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