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tomatoさん、はじめまして。
管理人のabeです。
さて、ル・コルビュジエの西洋近代美術館の世界遺産登録が話題になっていますね。
ダリが21歳の時にコルビュジエと一緒に昼食をとったことがあったことが、「異説・近代藝術論(書籍1-1958-06)」に記載されています。
ダリはコルビュジエの建築を自己懲罰的な建築と説明しています。
ダリがコルビュジエから「未来の建築」について意見を求められた時に、「柔らかくて毛深い」ものになるだろうと答えています。住宅を「住むための機械」と称しているコルビュジエに対して、偉大な建築家はガウディであると宣言しています。
ポルト・リガトにあるダリとガラの住居が有機体が増殖するように形作られたことや、ガウディの波打つような形態を考えると、コルビュジエの建築はあまりにも無機質に感じたのでしょうか?
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